田中剛調教師の現在と歩み|ロゴタイプを育てた手腕と厩舎の最新評価
田中剛調教師の調教師人生を語る上で欠かせないのが、歴史的名馬ロゴタイプの存在です。2012年にデビューした同馬は、同年の朝日杯フューチュリティステークス(GI)を制してJRA賞最優秀2歳牡羊に選出。翌2013年にはクラシック三冠初戦の皐月賞(GI)をレコードタイムで快勝し、厩舎に初のクラシックタイトルをもたらしました。
特筆すべきは、古馬となってからの復活劇です。4歳・5歳時は惜敗が続き、一時は限界説も囁かれましたが、田中剛調教師は馬の適性とメンタルを見極めながら粘り強く調整を継続。そして2016年の安田記念(GI)において、絶対王者と目されていたモーリスを相手に積極果敢な逃げの手を打ち、見事にGI・3勝目を掴み取りました。
この劇的な勝利は、競馬関係者やファンに田中剛調教師の「馬の個性を引き出す仕上げの妙」と勝負勘の鋭さを強く印象づけました。ほかにも交流重賞の浦和記念を制したマイネルバサラなど、ダート・芝・障害を問わず多彩なカテゴリーで重賞勝ち馬を輩出しています。