学校が隠す重大事態の闇を追撃!文科省が下した緊急対策の全貌
「法律があっても、魂が入っていなければ紙切れ同然です」――教育評論家の尾木直樹氏は、単独取材に対してそう語気を強めた。2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」は、いじめの定義を広げ、早期発見を義務付けた画期的な法律だったはずだ。しかし尾木直樹氏が指摘するのは、法が現場の教員に「減点主義の恐怖」を与え、結果として隠蔽を助長している皮肉なパラドックスである。
いじめを認知した件数が多い学校が「問題校」として減点評価され、ゼロと報告する学校が「指導が行き届いている」と評価される倒錯した評価制度が存在する限り、いじめ防止対策推進法は骨抜きにされ続ける。罰則規定のない理念法としての限界を認め、法律そのものを実効性のある形へ抜本改正すべきだという声は、現場からも日増しに高まっている。