医師が驚いたコレステロールを下げる食品ランキング!悪玉数値が激変する真相
昭和から平成の時代にかけて、「コレステロールが高い人は1日に卵を1個以上食べてはいけない」という指導が広く定着していました。しかし、2015年に厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」において、食事からのコレステロール摂取上限値が撤廃された事実を正しく理解している一般読者は未だに半数程度にとどまっています。
健常者であれば、食事からコレステロールを多く摂ると肝臓での合成量が減少し、食事からの摂取が少なければ肝臓での合成量が増えるという精密なホメオスタシス(恒常性維持機構)が備わっています。卵そのものを敵視する時代はとうに終わりました。では、なぜ私たちの体内膜で悪玉コレステロールが増える原因が暴走してしまうのでしょうか。
血管病理の最前線で警鐘が鳴らされている真の元凶は、以下の3点です。
- 飽和脂肪酸の日常的過剰:牛や豚の脂身、鶏の皮、生クリーム、パーム油などに含まれる飽和脂肪酸は、肝臓のLDL受容体を著しく不活性化させます。血液中からコレステロールを回収するセンサーが麻痺するため、血中に悪玉が居座り続けることになります。
- 工業的トランス脂肪酸の潜伏:マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドを用いた菓子パンやクッキー、スナック菓子は、善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増やす最悪の二重打撃を与えます。
- 加齢とエストロゲンの減少:特に女性の場合、50歳前後の閉経期を迎えると、肝臓のLDL代謝を助けていた女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急減します。食生活を変えていないにもかかわらず、閉経後にLDLが20〜40mg/dL跳ね上がるのはこの生物学的変化が主因です。
油をすべて敬遠するのも大きな誤算です。炒め油やドレッシングをオリーブオイルコレステロール低下アプローチに切り替えること、そしてどうしても甘いものが欲しいときはコレステロール下げるおやつとして無塩アーモンドやカカオ70%以上の高ポリフェノールチョコレートを数片選ぶこと。油の「量」を減らすのではなく、「質」をドラスティックに変える知恵こそが動脈硬化の防波堤となります。