なぜ笑い飯「鳥人」は100点を叩き出せたのか?島田紳助を唸らせた伝説の真相

なぜ笑い飯「鳥人」は100点を叩き出せたのか?島田紳助を唸らせた伝説の真相についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

2009年のM-1グランプリは、笑い飯にとって背水の陣でした。2002年の第2回大会で彗星のごとく現れて以来、前人未到の8年連続決勝進出を果たしていたものの、あと一歩のところで優勝を逃し続け、「ミスターM-1」「無冠の帝王」という重い十字架を背負っていた時期です。

ファーストステージ5番手として登場した二人が繰り出したのが、後に伝説と呼ばれる「鳥人」でした。西田幸治が「手羽先を道端に落とした」という日常の些細なエピソードを語り始めた瞬間から、哲夫が演じる「鳥人」という不条理な存在が物語に侵入してきます。会場の空気が異様な熱量に包まれ、審査員席の表情が一変するまでに時間はかかりませんでした。

ネタが終了した瞬間の得点発表時、スタジオは静寂から歓声へと一気に沸き立ちます。表示された合計得点は668点。歴代でも屈指の高得点であると同時に、島田紳助氏の採点欄に輝いた「100」の数字は、テレビ画面越しにも審査員室の張り詰めた緊張感を伝える決定打となりました。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。