なぜ北斗の拳の歌は心揺さぶるのか?歴代人気曲ランキングと誕生秘話の真相
『北斗の拳』の音楽が2000年代以降、若い世代や原作リアルタイム世代以外の層へ爆発的に再浸透した契機として、サミーが手掛けたパチンコ・パチスロ機の存在を外すことはできません。2003年に登場した初代『パチスロ北斗の拳』は、パチスロ史上最多となる累計販売台数約62万台という空前絶後の記録を打ち立て、社会現象となりました。
連チャンが続くことで流れる「愛をとりもどせ!!」や、大連チャン達成時の昇天演出で流れる専用BGMは、プレイヤーの脳裏に極上の達成感とともに刻み込まれました。この遊技機カルチャーとの融合をさらに決定づけたのが、2010年に放たれた布袋寅泰氏の「STILL ALIVE」です。
原作者の武論尊氏・原哲夫氏との直接対談を経て書き下ろされた同曲は、布袋氏の代名詞である攻撃的なビートと重厚なカッティングギターが炸裂する傑作です。パチンコ『CR北斗の拳 剛掌』の大当たりラウンド曲としてホールに鳴り響くと瞬く間に大ヒットを記録。「激闘の中で立ち上がり続ける強者たちの魂」をストレートに肯定する力強い歌詞は、原作ファンのみならず音楽リスナーからも絶大な支持を獲得し、現在では「愛をとりもどせ!!」に比肩する代表曲として定着しています。