腹囲の正しい測り方とおへそ位置の真実|ウエストとの違いとメタボ基準

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健診現場における受診者の行動パターンを追うと、多くの人が無意識のうちに腹囲を少しでも細く見せようと試みています。大手健診センターに勤務する現役保健師の証言によると、「メジャーが肌に触れた瞬間に大きく息を吸い込んでお腹を固くへこませる受診者は全体の3割以上に上る」といいます。

しかし、この作為的な抵抗は現場のプロには瞬時に見抜かれます。健診スタッフは「息を吐いてリラックスしてください」「肩の力を抜きましょう」と声掛けを行い、受診者が油断して息をふっと吐いた瞬間を見定めて数値を計測します。SNSやネット上の体験談でも、「息を止めて踏ん張ったが、看護師さんに『はい、普通に息して〜』と言われて測定値が5cm跳ね上がった」「見栄を張って脱力したら余計に惨めな結果になった」という生々しい告白が溢れています。

意図的なお腹のへこませは、測定値のブレを生むだけでなく、自らの内臓脂肪蓄積リスクを見落とす危険な自己欺瞞です。健診は減点方式の試験ではなく、未来の血管事故を防ぐための早期警戒アラートであることを忘れてはなりません。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。