坂本龍一がん闘病の真実|ステージ4宣告から最期の言葉までの全軌跡
ステージ4の告知を受けた坂本さんは、諦めることなく治療の道を模索しました。名医との出会いを経て、日本国内の信頼できる病院に入院し、根治を目指した大規模な外科手術を決断します。
2026年1月に行われた手術は、原発巣である直腸の切除に加え、肝臓への転移巣や複数のリンパ節を摘出する約20時間に及ぶ大手術となりました。その後も両肺に転移した病巣を取り除くため、大小合わせて計6回もの手術を重ねることになります。体力を著しく奪われる過酷な入院生活と投薬治療が続くなかでも、坂本さんはベッドサイドに鍵盤や録音機材を持ち込み、自らの心拍音や日常の物音に耳を澄ませていました。