『神さまの言うとおり』結末と神の正体を徹底解説!映画続編の真相
漫画『神さまの言うとおり』シリーズ(第壱部および第弐部)における最大の謎は、「一体誰が、何のためにこの不条理な殺戮ゲームを仕掛けたのか」という点に集約されます。
すべての黒幕として君臨していた神の正体は「神小路かみまろ(かみこうじ かみまろ)」という名の、重度の引きこもり青年でした。彼は突如として宇宙の意思とも呼ぶべき超越的な力を授かり、自身の退屈と鬱屈した欲望を満たすためだけに、全世界の高校生を巻き込むデスゲームを創り出したのです。
しかし、物語はかみまろを倒して終わりではありません。彼が倒れた後、ゲームは「新たな神を決める戦い」へと移行します。最終試練「神罰ババ抜き」を経て、最終決戦に挑んだのは明石靖人(あかし やすと)、丑三清四郎(うしみ せいしろう)、そして壱部からの狂戦士・天谷武(あまや たける)の3人でした。
激闘の末、明石と丑三は天谷を打ち倒しますが、明石もまた命を落とします。唯一生き残って「新世界の神」となる権利を得た丑三は、誰もいない孤独な世界を拒絶。彼が選んだのは、「明石が生きている世界を取り戻すため、時間を巻き戻して最初からやり直す」という世界の再構築(ループ)でした。物語のラストシーンは、第1話冒頭の日常へと静かに回帰していくという、哀しくも美しい幕切れとなっています。