松山高松の高速バスはJr特急より本当にお得?最新料金と真相を検証
ネット上の情報や古いブログ記事には、現在では実態と乖離してしまった誤解が散見されます。特に注意すべき典型的な盲点を整理します。
第1の誤解は、「金券ショップでバラ売りの回数券を買うのが最も安い」という言説です。前述のとおり、運行各社による紙の回数券廃止と運賃改定により、金券ショップでの回数券流通は事実上終息しました。現在の中古チケットショップで松山〜高松線の格安券を探すのは時間の浪費であり、公式の「高速バスネット」で前割や往復ネット割を適用させるほうが確実に最安値を確保できます。
第2の誤解は、「高速バスは鉄道に比べて事故や渋滞で常に大幅遅延する」という先入観です。四国内の高速道路ネットワーク(松山道・高松道)は首都圏や近畿圏のような慢性的な大規模自然渋滞が発生しにくく、悪天候や突発的な事故がない限り、日常的な遅れは5分〜15分程度に収まるケースがほとんどです。むしろ、強風や大雨、電気設備トラブルによるJR予讃線の運転見合わせ・徐行運転リスクと比較した場合、運行の安定性において一概にバスが劣るとは言えません。