4寸は何センチ?約12.1Cmの換算方法と器や建築で今も生きる理由
Q1:4寸と「4寸5分(しすんごぶ)」の違いは何センチですか?
A1:4寸5分は約13.64cm(約136.4mm)です。「分(ぶ)」は寸の10分の1(約3.03mm)を表す単位であり、5分は約1.52cmです。4寸(約12.12cm)に1.52cmを足すことで算出できます。高級住宅の柱規格である「135mm角材」がこの4寸5分に該当します。
Q2:和服・着物の世界で使われる「4寸」も約12.1cmですか?
A2:いいえ、着物や呉服の世界では約15.15cmになります。日本の尺貫法には、一般的な建築や日用品に使われる「曲尺(かねじゃく:1尺=約30.3cm)」と、和裁専用の「鯨尺(くじらじゃく:1尺=約37.88cm)」の2種類が存在します。鯨尺の1寸は約3.79cmあるため、呉服の反物や帯の仕立てにおける4寸は約15.2cm(曲尺の5寸相当)となる点に注意してください。
Q3:ネット通販で「4寸鉢」を購入する際、内径と外径のどちらを指していますか?
A3:原則として「鉢上部の外径(最も広い外側のフチの直径)」が約12cmであることを意味しています。陶器鉢や厚みのあるプラ鉢の場合、フチの厚みによって内径が10.5cm〜11cm程度まで狭まることがあります。現在植わっている植物の根鉢サイズに余裕を持たせたい場合は、必ず商品仕様の内径寸法を確認してください。
Q4:1寸が3cmちょうどではなく「約3.03cm」という端数になった歴史的背景は何ですか?
A4:明治24年(1891年)の度量衡法制定時、すでに国際標準となりつつあったメートル法と日本の伝統的な尺をリンクさせるため、「1尺=10/33メートル」と公式に取り決められたためです。33分の10という割り切れない分数で定義された結果、1寸(1/10尺)を小数で表すと3.030303...cmという無限小数の端数が生じることになりました。