全国国公立大学卓球大会:新潟大学8連覇の真実と学生卓球の光と影
決勝で新潟大学と対峙した高知工科大学。敗れはしたものの、その戦いぶりは称賛に値する。四国という地理的ハンディキャップを抱えながら、全国公の決勝まで駒を進めた実力は本物だ。
高知工科大学卓球部の特徴は、地域密着型の強化策にある。地元高校との合同練習、社会人クラブチームとの交流試合。限られた予算の中で、知恵を絞った取り組みが実を結んでいる。主将の山田健太(仮名)は語る。「東京や大阪の大学とは環境が違います。でも、工夫次第で戦えることを証明したかった」。
準決勝では優勝候補の一角だった大阪公立大学を破った。その勝利は、地方国公立大学に希望の光を与えた。資金力ではなく、チームワークと戦術で勝利を掴む。高知工科大学の姿勢は、全国公の理想を体現している。