一目ゴム編みと二目ゴム編みの違いを完全解剖!プロが教える使い分け術

一目ゴム編みと二目ゴム編みの違いを完全解剖!プロが教える使い分け術の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

SNSや手芸コミュニティにおける編み手たちの生の声を集約すると、両者の編み地選びにおいて最大のハードルとなっているのは「編む工程」そのものではなく、最後の「止め(バインドオフ)」の工程です。

X(旧Twitter)や編み物系フォーラムの投稿を分析すると、冬の編み物シーズンになると「一目ゴム編み止めは呪文を唱えながらなんとかクリアしたけれど、二目ゴム編み止めは針の通し方が意味不明で完全に迷子」「編み地の途中で目を入れ替える工程で目が落ちて大惨事になった」といった悲鳴に近い実況が散見されます。時には、編み図指定の二目ゴム編み止めが難解すぎて投げ出したという投稿に対し、複数のアドバイスが飛び交ってタイムラインが白熱する、一種のコミュニティ内「プチ炎上」のような盛り上がりを見せることも珍しくありません。

現場のプロ講師陣へのヒアリングでも、「一目ゴム編み止めは『表・裏・表・裏』と針を動かす規則性が視覚的に追えるのに対し、二目ゴム編み止めは隣り合う表目同士・裏目同士を跨いで針を渡すか、事前に目を並べ替える前処理(1×1リブ配列への変換)が必要となるため、空間認識の負荷が跳ね上がる」という指摘が一致しています。

そのため近年では、針を使った伝統的なゴム編み止めにこだわらず、伸縮性を持たせた伏せ止め(Jeny's Surprisingly Stretchy Bind-Offなど)を選択するニッターが増加しており、技法の近代化というニュースも定着しつつあります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。