カワサキが二輪事業から撤退?バイク製造終了の真相と最新動向を解説
撤退説が流れる際、しばしば「業績不振による切り捨てではないか」という邪推がなされますが、実際の財務データはその推測を明確に否定しています。
川崎重工グループにおけるパワースポーツ・二輪事業は、北米市場を中心とするオフロード四輪車(ATV・UTV)の強い需要や、新興国での堅調な販売に支えられ、グループ全体の収益を牽引する中核事業の一つとして長年機能してきました。分社化以降も、高付加価値モデルの投入や国内正規販売網「カワサキプラザ」のブランド力強化が功を奏し、高い収益性を維持しています。
業績が悪化したから手放したのではなく、むしろ稼ぎ頭である二輪事業が自活して機動的に投資を行い、さらなる成長を遂げられる体力を十分に持っていたからこその分社化であったことが、決算実績からも裏付けられています。