サカナクション山口一郎の愛用ギター解剖!名器J-45と機材の真相

サカナクション山口一郎の愛用ギター解剖!名器J-45と機材の真相にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

サカナクションのステージにおいて、岩寺基晴(Gt)が重厚なリフやアルペジオを担当する一方、山口一郎のエレキギターは「リズム隊の一部」としてアンサンブルを推進させます。その主軸を担っているのがFender(フェンダー)Jazzmaster(ジャズマスター)です。

山口一郎が操るジャズマスターは、太くコシがありながらもシングルコイル特有のエッジが際立つトーンが特徴です。特にサンバーストカラーのカスタムショップ製やヴィンテージ個体を愛用しており、歯切れの良い16ビートのカッティングプレイでその真価を発揮します。

ジャズマスターの大型ピックアップが生み出す独特のアタック感は、深いリバーブやディレイといった空間系エフェクターを通しても音の芯がぼやけません。『アイデンティティ』や『ルーキー』といった楽曲で見られる、エレクトロニックな陶酔感とロックの衝動が交差する瞬間を鮮やかに彩っています。

このほかにも、楽曲の質感を追求するためにFender Telecaster(テレキャスター)や、P-90ピックアップを搭載したGibson Les Paul Special(レスポール・スペシャル)をスポットで投入するなど、ステージごとの緻密なトーン選びが光ります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。