インフルの高熱に何食べる?医師が推す回復食とコンビニ活用法
高熱時の発汗は、自覚している以上に水分とミネラルを奪い去る。ただのミネラルウォーターやお茶をがぶ飲みしても、血液中のナトリウム濃度が薄まり、自発的脱水を招くリスクがある。ここで必須となるのが、経口補水液(OS-1など)の戦略的活用だ。
臨床栄養学の研究によれば、水・ブドウ糖・ナトリウムが特定の黄金比率で配合された電解質溶液は、小腸上皮の「SGLT1(ナトリウム・グルコース共輸送体)」を介して極めて素早く血管内へ浸透する。一般的なスポーツドリンクは糖度が高く、急性期の下痢を助長しかねない。まずは常温の経口補水液(OS-1など)を、1回あたり50〜100mlずつ、15分から30分おきにちびちびと口に含む。この「点滴のような飲み方」こそが、脱水による意識混濁や熱痙攣を未然に防ぐ生命線となる。