ピルでPmsが効かないのはなぜ?専門医が教える理由と最新対策

ピルでPmsが効かないのはなぜ?専門医が教える理由と最新対策の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

身体的なだるさや腹痛よりも、激しいイライラや落ち込み、感情の乱れといった精神的症状が前面に出ているならば、通常の月経前症状を超えた月経前不快気分障害(PMDD)を疑う必要がある。PMDDは脳内の神経伝達物質であるセロトニン機能の異常が関与しているとされ、ピルによるホルモン調整だけでは不調を完全に抑え込むことが難しい。

精神症状が著しいケースでは、ピルの処方に加えてSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬を小用量併用するアプローチが極めて高い効果を上げる。心が悲鳴を上げている場合は我慢を重ねず、婦人科やメンタルヘルスの専門医へ状況を詳細に伝える努力が求められる。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。