市原悦子の遺産総額と行方は?子供なき名女優が遺した数億円の真相
市原悦子の人生を語る上で欠かせないのが、劇団俳優座の同期であり、演出家として彼女を公私ともに支え続けた夫・塩崎哲の存在である。二人は演劇への情熱を分かち合い、半世紀以上におよぶ長き旅路を二人三脚で歩んできた。
2017年に塩崎哲が先立った際、市原は深い悲しみに包まれながらも、夫婦で築き上げてきた歴史と資産の行く末について現実的な準備を本格化させたといわれる。自身も体調を崩しがちになるなか、夫の残した演劇資料の整理や、夫婦共有の思い出が詰まった住まいをどう引き継ぐかについて、極めて冷静に判断を下していった。
演劇の原点であった劇団俳優座への想いも強く、後進の育成や舞台芸術の灯を絶やさないための支援にも、夫婦共通の理念が反映されていた。