【2026年最新】砂だらけのイメージは間違い?「世界最大の砂漠」を襲う未曾有の危機と、知られざる氷の下の真実
ここで、多くの人がイメージする「熱い砂漠」の代表格であるサハラ砂漠と比較してみよう。サハラは面積約900万平方キロメートルを誇る世界最大の「温帯・熱帯砂漠」だ。これに対し、南極砂漠は約1400万平方キロメートルと、サハラの約1.5倍の規模を誇る。
サハラ砂漠の乾燥は、亜熱帯高圧帯の影響による下降気流がもたらすものだ。一方、南極の乾燥は、極めて低い気温によって空気が水分を保持できないために起こる。空気中の水分がほぼゼロに近い状態が続くため、カメラのレンズや精密機器が静電気で破損しやすく、観測隊員たちの皮膚は常にひび割れとの戦いになるという。