アンダーテール・アルフィーの罪と真実|研究所の闇と結末を徹底考察
アルフィーというキャラクターを語る上で避けて通れないのが、ストーリー終盤で訪れることになる真研究所(True Lab)の存在と、そこで行われたアマルガム実験の全容です。
かつて地下世界を統べるアズゴア王は、結界を破壊して地上へ脱出するために「人間のタマシイ」に匹敵する強大なエネルギーを必要としていました。前任の王室科学者であるW.D.ガスターの失踪後、重責を引き継いだアルフィーは、人間のタマシイが死後も残り続ける理由が「決意(Determination)」と呼ばれる力にあることを突き止めます。
彼女は人間のタマシイから「決意のエキス」を抽出する抽出機を開発し、「死にかけてチリになりかけたモンスターの肉体」にそれを注入することで、死を回避しタマシイを維持できるかという臨床実験を行いました。当初、実験は成功したかに見え、意識を取り戻したモンスターたちの家族には「まもなく家に帰せる」と手紙を送るほどでした。しかし、モンスターの肉体は物理的な実体ではなく主に「魔法」で構成されているため、過剰な決意の力に耐えきれず、融解を始めてしまったのです。
溶け崩れたモンスターたちは互いに混ざり合い、崩壊した自我と肉体が融合した異形の怪物「アマルガム」へと変貌を遂げました。死ぬこともできず、元に戻すこともできない生命を生み出してしまった恐怖と罪悪感から、アルフィーは真研究所の扉を固く閉ざし、遺族へ真実を告げることもできぬまま、地下の暗闇にすべてを隠蔽し続けることになりました。