「What's up? 」にFineはNg?ネイティブが教える自然な返し方完全ガイド
シチュエーションに応じた具体的な言い回しをストックしておくと、実際の場面で迷わず口から出てくるようになります。ここでは日常の主要な場面ごとの実戦例文を解説します。
1. 親しい友達とのリアルな対面会話
気心の知れた友人相手なら、短く軽快に返すのがベストです。会話を続けたい場合は、質問を投げ返します。
A: "Hey Ken, what's up?"
B: "Not much, just finished my workout. What's up with you?"(別に何もないよ、筋トレ終わったとこ。そっちはどう?)
相手に何も聞くことがなければ、単に「Nothing much, man. Good to see you.(別に何も。会えてよかったよ)」と笑顔で結ぶだけで十分な親愛の情が伝わります。
2. LINEやSlack、SNSメッセージでの返し方
テキストコミュニケーションでは、さらに短縮された表現が頻繁に飛び交います。若年層やネットカルチャーでは「What's up」自体が「sup」や「wassup」と表記されることも一般的です。
LINEでの返信パターン:
- "nm, u?"(Not much, you? の略。「別に。そっちは?」)
- "Just watching Netflix. What are you up to?"(ネトフリ観てた。何か用事?)
- "Hey! Perfect timing, I was just about to text you."(やあ!ちょうどLINEしようと思ってたところだよ)
テキストチャットで「What's up?」と送られてくる場合、相手は単なる挨拶だけでなく「今ヒマ?」「ちょっと話せる?」という要件の前触れとして使っているケースが多いため、現在の状況を軽く添えてあげるのがスマートな対応です。
3. 場を和ませるユーモアあふれる「面白い返し方」
英語圏特有のウィットを利かせたいなら、直意の「Up(上にあるもの)」を物理的に解釈する定番のアメリカンジョークが効果的です。バーやパーティーなどで笑いを取りたいときに重宝します。
- "The sky, the ceiling, and my rent."(空と天井、あとは俺の家賃だな)
- "My blood pressure."(俺の血圧だよ……※仕事に追われている時などに自虐として)
- "Not my salary, that's for sure."(俺の給料以外全部上がってるよ)
これらの返しは、親しい同僚や友人との間で確実な笑いを生み出す鉄板フレーズです。ただし、相手との信頼関係ができていない初対面で使うと皮肉屋に映るリスクもあるため、TPOの見極めが必要です。
4. 聞き取れないを防ぐ「音声変化とリアルな発音」
リスニング面でつまずく大きな原因が発音の省略です。教科書通りの「ワッツ・アップ」と発音されることは稀で、実際には以下のように音が崩れます。
- 「ワサッ(Wassup)」:'t'の音が完全に脱落し、語尾が軽く上がる。
- 「サップ('Sup)」:最初の「What」すら消失し、1音節で発声される。
これらを知らないと、「今、何て言った?」とフリーズしてしまいます。自分が発音する際も、無理に「ワッツ・アップ」と硬く言わず、軽く息を吐くように「'Sup」と返すだけで、一気にこなれたネイティブ感が出ます。