内閣府公用車事故の運転手実名や同乗者は?原因と委託会社の真相
事故発生時に最も世間の耳目を集めるのが、「車内に大臣や副大臣、政務官など政治家が同乗していたのか」という点です。事故直後の現場に警察官やSP(要人警護員)が集結する光景から、「重要人物が乗っていたに違いない」という憶測が広まりがちです。
内閣府の運行管理記録および事故報告書によると、公用車の運行は必ずしも閣僚の乗車時だけに限りません。公用車の移動形態は主に以下の3つに大別されます。
第一に、閣僚や幹部職員の公務移動(乗車中)です。実際に要人が同乗していた場合は、事故直後に別動の随行車やタクシーへの乗り換えが行われ、後乗せの警護計画が発動されます。第二に、国会待機や用務先への「回送運行(運転手のみ)」です。朝夕の送迎前後の移動中に発生する事故件数は少なくありません。第三に、機密文書や資材の運搬など事務的運行です。
事故時に閣僚が同乗していた場合、内閣官房長官記者会見や閣議後会見において「〇〇大臣が乗車していたが怪我はなかった」といった事実関係が公式に説明されるルールとなっており、隠蔽して運行を続けることは制度上不可能です。