2026年最新【新宿 焼き鳥】老舗の煙と進化系が交差する街。大人が夜な夜な集う名店と最前線トレンドを徹底取材
新宿駅西口を出てすぐ、戦後のバラック闇市にルーツを持つ「思い出横丁」へと足を踏み入れると、タイムスリップしたかのような熱気が皮膚を刺す。軒を連ねる小さな店舗から立ち上る白煙は、半世紀以上にわたってこの街の夜を彩ってきた歴史そのものだ。
ここで味わう焼き鳥は、気取らない大衆酒場の美学に満ちている。継ぎ足しの濃厚なタレが焦げる香ばしさ、大ぶりに切られた鶏モモ肉のジューシーな旨味。パイプ椅子に腰掛け、隣の客と肩を寄せ合いながらホッピーやハイボールをあおる瞬間、新宿という街の泥臭くも愛おしい本質に触れることができる。