日本書紀と古事記の違いとは?目的と対象から読み解く古代史の真相
「古事記と日本書紀はどっちが先にできたのか」という疑問を持つ人は少なくありません。成立年代の順序としては、古事記が712年、日本書紀が720年と、わずか8年の差で古事記が先です。
受験や学び直しで重宝する定番の覚え方として、以下の語呂合わせが広く親しまれています。
・古事記(712年):「な(7)い(1)つ(2)ぼに隠す古事記(内輪向けの国内書)」
・日本書紀(720年):「な(7)に(2)を(0)も誇る日本書紀(外国に見せる公式正史)」
また、字面から「古い話が書いてあるから古事記が先」と結びつけるのも自然な記憶法です。いずれも天武天皇の命によって編纂事業がスタートし、奈良時代初期の元明天皇から元正天皇の治世にかけて相次いで完成を迎えました。