ウェルビー栄の真価を現地検証!サウナシアターと極冷の全貌

今注目を集めている ウェルビー栄の真価を現地検証!サウナシアターと極冷の全貌について、主要な情報をご紹介しています。

ウェルビー栄の象徴としてサウナ史に刻まれているのが、男性専用温浴エリアに鎮座する「アイスサウナ」と「森のサウナ」です。この2つの設備は、本場フィンランド・ラップランド地方の極寒地帯に伝わる伝統的サウナ体験を、日本の都市部にそのまま移植するという執念から誕生しました。

アイスサウナの重厚な扉を開けると、そこは室温マイナス25度という常軌を逸した極冷空間が広がっています。壁や手すりは凍りつき、呼気は瞬時に白く凍りつきます。その中央に湛えられた水風呂の水温は、常に水温約3度のシングル(一桁台)を維持。熱せられた身体をこの凍てつく冷水へ沈め、数十秒後にマイナス25度の冷気の中に身を置いた瞬間、皮膚表面の毛細血管は急激に収縮し、体内深部からの強烈な拍動とともに未体験のディープリラックスへ誘われます。

その極冷体験と対をなすのが「森のサウナ」です。照明を極限まで落とした薄暗いサウナ室内には、白樺のヴィヒタが幾重にも吊るされ、豊潤な芳香が立ち込めています。特筆すべきは、サウナ室の床面からそのまま水風呂へと繋がる独特の構造設計です。テレビやBGMは一切排除され、聞こえるのは熱せられたサウナストーンに水を注ぐセルフロウリュの蒸気音と、滴り落ちる水滴の音のみ。自己の内面と対話するための静寂の美学が、ここには完璧な形で息づいています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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