畳からフローリングへ!費用相場とカビ・防音の落とし穴をプロが解説

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本格的に畳を撤去してフローリング化するDIYは、正しいステップと建築的な知識を理解していれば不可能ではありません。しかし、最も苦戦するのが「敷居との段差解消」と「根太(ねだ)による下地の水平出し」です。

畳の厚みは通常40mm〜55mmほどありますが、一般的なフローリング材は12mm程度しかありません。畳を外しただけの空間に直接床材を貼ると、隣の廊下や敷居との間に約30〜40mmもの段差(落とし込み)が生じてしまいます。

🛠️ 畳からフローリング化 DIYの基本手順

  1. 畳の撤去・清掃:古い畳を上げ、荒床(下地合板)のゴミやホコリを完全に除去。
  2. 防湿シート施工:床下からの湿気上昇を防ぐため、防湿気密フィルムを敷設。
  3. 根太の設置と不陸調整:30〜40mm角の木材(根太)を303mm間隔で並べ、スペーサー等でミリ単位の水平(不陸)を合わせる。
  4. 断熱材の充填:根太と根太の間にスタイロフォーム等の断熱材を隙間なく敷き詰める。
  5. 捨て貼り合板の固定:厚さ12mmの構造用合板を根太に対して垂直にビス留め。
  6. フローリング材の施工:フロア釘や専用接着剤を使い、雄実(おざね)・雌実(めざね)を噛み合わせながら張り進める。

築年数が経過した住宅では、床自体が微妙に傾いている(不陸がある)ケースが珍しくありません。この水平調整を怠ると、完成後に床がギシギシと鳴る「床鳴り」や、家具が傾く原因となります。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。