ドラえもん都市伝説の真相!タレントや最終回・行かなきゃの正体
都市伝説の多くは、原作に実在するハードな設定が尾ひれをつけて誇張された結果でもあります。その典型例が、ドラえもんの最大の特徴である「耳がない理由」と「青い体色」に関する諸説です。
ネット上の一部では、「地下組織に改造された」「耳を拷問で切り落とされた」といった悪趣味な都市伝説が囁かれることがありますが、ドラえもん耳を失った本当の理由は、藤子・F・不二雄先生が構築した公式設定の中に明確に描かれています。
公式の原典(てんとう虫コミックス11巻掲載の「ドラえもん大事典」および1995年の劇場中編映画『2112年 ドラえもん誕生』)に記された真実は以下の通りです。
- ネズミによる食害事故:昼寝をしていたドラえもんの耳を、セワシが工作用ネズミ型ロボットに「ドラえもんの耳を少し直して」と指示したところ、プログラムの誤認識によりネズミロボットが耳をかじり取ってしまった。
- 医療ミスによる完全切除:運ばれたロボット病院において、担当したドクターロボットが誤って耳を再生するのではなく、頭部を平らに削り落としてしまった。
- 体色の変化と声の変色:鏡で無残な姿を見たドラえもんがショックで泣き叫び、励まそうとして飲んだ薬が「悲劇の素」であったため、三日三晩泣き続けた。その際の激しい震動で全身の黄色いメッキ塗装が剥がれ落ち、下地の青色になった。同時に泣きすぎで喉を痛め、しわがれた声(大山ボイスの誕生経緯のメタファー)になった。
初期の学年誌設定では「ネズミに耳をかじられて驚き、青ざめたから青くなった」というシンプルな記述もありましたが、1995年の公式アニメーション映画で設定が綿密に再統合されました。原典の設定そのものが「医療ミス」「メッキ剥がれ」というロボット社会のシュールな不条理を含んでいるため、それが伝言ゲームの過程で過激化し、数々のグロテスクな都市伝説へ変形していったのです。