小さい猿のペット値段相場は?種類別価格と飼育の現実を徹底解説

小さい猿のペット値段相場は?種類別価格と飼育の現実を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

小さい猿を迎えるにあたり、生体価格の支払いだけで予算を使い果たしてはなりません。霊長類は環境変化に敏感で、寒さに弱く、立体的な運動量を必要とするため、受入設備の初期投資が必須となります。

小型猿の初期費用とケージ代

小型猿は上下運動を好む樹上棲の動物です。犬や猫の平置きサークルでは代用できず、高さのある頑丈な金属製ケージを用意しなければなりません。

  • 大型ケージ代:3万5000円〜7万円(高さ90cm〜120cm以上の大型鳥用・小動物用ケージ)
  • 保温器具・サーモスタット:1万5000円〜2万5000円(セラミックヒーター、遠赤外線パネル)
  • 紫外線ライト(UVBライト):8000円〜1万5000円(ビタミンD3合成・くる病予防に必須)
  • 止まり木・ハンモック・知育トイ:1万円〜2万円(ストレス軽減のための環境エンリッチメント)
  • 給水器・温度湿度計・キャリーケース:1万円前後

これらを合算すると、小型猿の初期費用とケージ代だけで生体代とは別に最低でも8万〜15万円、部屋全体の防汚対策や脱走防止フェンスを含めれば20万円前後の出費を見込む必要があります。

小型猿の餌代と毎月の維持費

日々のランニングコストにおいて、多くの飼育初心者が誤算を感じるのが「電気代」と「新鮮な生鮮食品代」です。

熱帯地域原産の小型猿にとって、日本の冬は命に関わる過酷な環境です。室温は年間を通じて25℃〜28℃、湿度は50〜60%を維持しなければならず、真夏・真冬は24時間エアコンとヒーターをフル稼働させる必要があります。これにより、電気代の上乗せ分だけで月額8000円〜1万5000円に達します。

また、小型猿の餌代と毎月の維持費も見逃せません。主食となるニューワールドプライメイトフード(霊長類専用ペレット)に加え、毎日の新鮮なフルーツ(リンゴ、バナナ、ベリー類)、蒸し野菜、動物性タンパク質としてのミルワームやコオロギ、ゆで卵、さらにはビタミン剤やガム(アラビアゴム)をバランスよく与えなければなりません。この食費だけで月額6000円〜1万円が必要です。リスザルの飼育費用のように体が大きくなるほど食餌量も増え、消耗品(ペットシーツ・消臭剤)を含めると、毎月2万円〜3万円が定常的に消えていく計算になります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。