映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』黒い絵の正体と結末ネタバレ徹底解説
本作の大きな見どころとなっているのが、フランス・パリでの大規模な現地ロケです。世界最高峰の美の殿堂であるルーヴル美術館が撮影に全面協力し、名作「モナ・リザ」が展示されている展示室や、通常は一般公開されていない夜間の通路など、貴重なロケーションでの撮影が実現しました。
渡辺一貴監督をはじめとする製作陣は、曇天のパリの街並みやシャンゼリゼ通り、セーヌ川沿いの風景をクラシカルなトーンで切り取り、NHKドラマ版から続くダークで洗練された映像美をスクリーンサイズへと見事に拡張しています。
公開後はミニシアターランキングのみならず全国映画動員ランキングでも上位に食い込み、最終興行収入は12.5億円を突破。実写化が極めて難しいとされる荒木飛呂彦作品において、批評性と興行性の双方で大成功を収めた記念碑的作品となりました。