ワインの持ち方は脚がNg?国際基準と現場マナーの真実

ワインの持ち方は脚がNg?国際基準と現場マナーの真実の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

ワイングラスの持ち手をめぐる論争の核心は、国際基準(国際プロトコールマナー)と日本国内で普及したマナーの成り立ちの違いにあります。

欧米の王室晩餐会や外交儀礼、現地のパーティーにおいて、ゲストは自然にグラスのボウル下部を包むように持ちます。これは、不安定なステムを持つことでグラスを倒したり中身をこぼしたりする事故を防ぎ、歓談に集中するための合理的な知恵です。欧米では「ワインを鑑賞する場」ではなく「人とのコミュニケーションを楽しむ場」として食卓が位置づけられているためです。

一方、日本において「ワイン ステム 持ち方 理由」が強調されてきた背景には、1970〜80年代の高度経済成長期にワイン文化が輸入された際、ソムリエのテイスティング所作がそのまま一般向けのマナー本に転載された歴史的経緯があります。「ワイン ボウル 持ち方 日本」においてNGとされたのは、ワインの専門家が外観やアロマを審査するプロの手法を、一般の食事作法と混同して教え広めたことが最大の要因です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。