ヒロアカのデクはなぜ闇堕ちした?黒デクの真相とアニメ・原作の結末
デクが雄英高校を離れて単独行動に踏み切った最大の理由は、オール・フォー・ワン(AFO)と死柄木弔の標的が自分自身(ワン・フォー・オール=OFA)であると確信したためです。全面戦争によってヒーロー社会は崩壊し、脱獄したヴィランたちが街に溢れかえるなか、自身が雄英高校に留まり続ければ、クラスメイトや教師、避難してきた無関係の一般市民まで巻き添えにしてしまうという強い危機感を抱いていました。
さらに、全面戦争で瀕死の重傷を負い、歴代継承者の意識と対話したデクは、OFAという強大な力を急速に完成させなければ世界を救えないという重圧に直面します。仲間を危険に晒したくないという純粋すぎる利他心と、「自分がすべてを背負わなければならない」という悲壮な使命感が、彼を雄英脱退と孤独な戦いへと駆り立てました。悪に染まったわけではなく、優しすぎるがゆえの独善的な自己犠牲こそが、いわゆる「闇堕ち」の正体です。