弓道を携えたモデル・萩本舞の軌跡:難病に向き合い掴んだ自分らしい生き方
順風満帆に見えるキャリアの裏で、大きな苦難と向き合ってきた事実も見逃せない。彼女は国家が指定する難病の一つである「下垂体前葉機能低下症」を抱えていることを公表している。
この病気は、脳の下垂体から分泌されるホルモンの量が不足し、全身の代謝機能やエネルギー状態に影響を及ぼす疾患だ。日常的なホルモン補充療法や、細かな体調管理が欠かせない。
なぜ、隠すこともできた病名をあえて公表したのか。そこには、「同じように見えない病気や持病と闘っている人たちに寄り添いたい」「正しく理解されるきっかけを作りたい」という切実な想いがあった。完璧な自分だけを見せるのではなく、弱さや課題も含めてオープンにする姿勢は、同じ疾患に悩む患者層から絶大な共感と勇気を集めた。