高市早苗の経歴と学歴を徹底解剖!生い立ちから大臣就任・現在まで
帰国後、高市氏はその歯切れの良い語り口と国際経験を買われ、メディアの世界へ身を投じます。フジテレビ系情報番組『朝だ!どうなる』のメインキャスターや、テレビ朝日系『CNN DayBreak』のアンカーパーソンを務め、全国的な知名度を獲得しました。当時の番組関係者は「原稿の丸読みに頼らず、複雑な国際情勢を自分の言葉で平易に解説する能力が際立っていた」と証言しています。
メディアで確固たる地位を築きながらも、彼女の視線は常に政策の現場へと向けられていました。1992年の第16回参議院議員通常選挙に奈良県選挙区から無所属で出馬(落選)したのを皮切りに、翌1993年の第40回衆議院議員総選挙において旧奈良県全県区から完全無所属で出馬。5人区でトップ当選を果たすという鮮烈な政界デビューを飾りました。
政界進出後の軌跡は決して平坦ではありませんでした。新進党の結党に参加するも、党の解党や路線の違いを経て自民党に入党。清和政策研究会(安倍派の前身・森派)に所属した時期もありましたが、特定のボスに盲従するのではなく、独自の勉強会を立ち上げるなど「政策至上主義」を貫いた結果、派閥の枠組みを超えた存在感を示すようになります。