ジブリ美術館のロボット兵を徹底解剖!巨神兵との違いと屋上撮影の秘密
ロボット兵の巨体を正面から撮影して満足し、そのまま引き返してしまう来館者は少なくありません。しかし、真の見どころはその先、ロボット兵の背後へと続く緑の小道に隠されています。
細い木立ちを縫うように進むと、草むらの中にひっそりと佇む「ラピュタの要石(かなめいし)」が現れます。映画の中で飛行石をかざした制御室のキーストーンそのものであり、表面にはラピュタ古代文字(楔形文字に似たレリーフ)が緻密に刻まれています。石の前に立ち、劇中の呪文を小声で唱えたくなるような神秘的な空間です。
さらに注目すべきは、ロボット兵の背面です。背中の中央には、ラピュタ王家のシンボルである鳥のような紋章がはっきりと刻印されています。正面からの威容だけでなく、背中に回って古代の遺産としての刻印や、背骨にあたるメカニカルなディテールを間近で観察できる点こそ、立体展示ならではの醍醐味と言えます。