相撲の親方株はいくら?数億円相場の実態と借株・取得条件の真相
晴れて名跡を正式に襲名した親方には、安定した社会的地位と収入が約束されます。親方の定年と引退後のキャリア設計は、日本相撲協会の規定に手厚く守られています。
日本相撲協会の定年は65歳です。ただし、規定改訂により希望者は「再雇用制度(参与)」を利用して最長70歳まで協会に勤務することが可能となりました。役職に応じて年収は変動し、平年寄からスタートして主任、委員、役員待遇、理事・副理事へと昇進していく構造です。一般的な親方の平均年収は1000万〜1500万円前後とされ、相撲部屋の師匠として関取を育て上げれば、さらに育成補助金や各種手当が加算されます。
しかし、どのような年寄名跡襲名の経緯を辿ったかによって、その後の協会内での発言力や部屋独立の成否は大きく分かれます。師匠からの直系継承なのか、一門外からの取得なのか、あるいは借株からの正式買い取りなのかによって、角界内部での立ち位置に微妙な影響を及ぼし続けます。