単管固定ベースのアンカー固定と基礎手順!グラつきを防ぐ施工の極意
単管固定ベースをコンクリート土間や基礎ブロックへ固定する際、最も信頼性が高い工法が金属系アンカー(オールアンカーやウェッジ式アンカー)を用いた締結です。手順を誤ると十分な引き抜き強高度が得られず、構造物のグラつきの原因となります。
確実な固定を行うための標準的な施工手順は以下の通りです。
1. 墨出しと位置決め:通り芯に合わせて固定ベースを仮置きし、底板のアンカー穴(対角2ヶ所または4ヶ所)の中心にポンチや油性マーカーで印を付けます。
2. 下穴の穿孔:コンクリートハンマードリルを使用し、使用するアンカー規格に適合したドリルビット径(M10アンカーなら径10.5mm等)で垂直に穴をあけます。深さはアンカー規定値+5〜10mmを確保します。
3. 孔内清掃(最重要):穴の中に残ったコンクリート粉をダストポンプやブロワーで完全に吹き飛ばします。粉塵が残っているとアンカーの拡張部が滑り、強度が半減するため入念に行います。
4. アンカー打ち込み:アンカーを穴に差し込み、ハンマーでピンを叩き込んで拡張・固着させます。
5. ベースプレートの設置と本締め:単管固定ベースをセットし、ワッシャーとナットを装着。規定トルクで均等に締め込み、ガタつきがないか確認します。
固定ベースに単管パイプを挿入した後は、ガタつきを抑えるためにパイプとベースの接続ピンを確実に通し、必要に応じて隙間にクサビを噛ませるか、上部から貫通ボルトで締め込むとより剛性が高まります。