必須脂肪酸のゴロ完全網羅!国試を突破する超効率暗記テクニック
試験直前の限られた時間で最大の効果を上げるため、長年受験生に支持されてきたフレーズを現代の出題傾向に合わせてブラッシュアップした記憶法を紹介する。名称だけでなく「炭素数:二重結合数」と「系列」をワンセットで頭に叩き込むのが鉄則だ。
まず押さえるべきは、必須脂肪酸の代表格である3つの脂質を網羅する基本フレーズである。
「リノで荒れるな、必須の恋」
・リノ:リノール酸
・で:α-リノレン酸(「リノ」に「レン」がつく)
・荒れる:アラキドン酸
・必須:必須脂肪酸
続いて、試験で最も混同しやすい炭素数・二重結合数・オメガ系列を一網打尽にする語呂合わせが威力を発揮する。
「いやに(18:2)ロック(ω6)なリノール、いやさ(18:3)酸(ω3)味のリノレン、にいよ(20:4)ロック(ω6)なアラキドン」
この短文一つで、以下の重要データが完全にリンクする。
・リノール酸 = 炭素数18、二重結合2、オメガ6脂肪酸(C18:2, n-6)
・α-リノレン酸 = 炭素数18、二重結合3、オメガ3脂肪酸(C18:3, n-3)
・アラキドン酸 = 炭素数20、二重結合4、オメガ6脂肪酸(C20:4, n-6)
なお、アラキドン酸は体内でリノール酸から合成可能なため、成人のヒトにおいては狭義の必須脂肪酸から除外されるケースもある。しかし、乳幼児や特定の病態下では生合成が追いつかない「条件付き必須脂肪酸」として頻出するため、この3点セットで記憶しておくことが最大の防御策となる。