211系が続々引退する理由とは?三岐譲渡と長野・高崎の今を徹底解説
JR東海における211系の置き換えは、通勤形電車「315系」の集中投入によって極めてスピーディーに完結しました。同社は国鉄時代に承継した0番台をはじめ、JR発足後に自社発注した5000番台・6000番台を名古屋地区や静岡地区の東海道本線、中央本線、関西本線、愛知環状鉄道直通列車などに幅広く投入していました。
2026年3月の中央西線(名古屋〜中津川間)への315系先行導入を皮切りに、同線区の統一が進められ、2026年秋には同線から211系が撤退。続いて静岡車両区に所属していた5000番台・6000番台も、東海道本線静岡エリアへの315系順次投入に伴って運用を離脱しました。
JR東海は保有する普通鋼製・セミステンレス製の従来車を一掃し、315系への統一による「安全性・快適性の向上」「バリアフリー化」「電力消費量の約35%削減」を一気に成し遂げたのです。