国家機密を暴く愛の罠!戦慄のハニートラップ最新手口と防衛術
諜報戦における色仕掛けの起源を語る上で、第一次世界大戦期に名を馳せたマタ・ハリの存在は外せない。パリの舞台で異国情緒あふれるダンサーとして脚光を浴びた彼女は、各国の軍高官や政治家たちを虜にし、ベッドルームで囁かれた軍事機密を手に入れたとされる。二重スパイとしての実態には諸説あるものの、「美貌を武器にする女スパイ」の原型として後世に絶大な影響を残した。
さらに冷戦期のイギリスを揺るがしたのが、1963年の「プロヒューモ事件」だ。ジョン・プロヒューモ陸相が若きモデルのクリスティーン・キーラーと関係を持ち、彼女が同時に駐英ソ連大使館付海軍武官とも関係を持っていた事実が発覚。このスキャンダルは英国の国家安全保障を根本から揺るがし、マクミラン内閣を総辞職に追い込む引き金となった。当時の記録は今なお、映画や小説における第一級のスパイ・サスペンスとして語り継がれている。