紫陽花の剪定の仕方を徹底解説!来年咲かない原因と切る位置の極意
時期の次に重要なのが「どこで切るか」という切る位置の選定です。アジサイの枝には対生(左右対称)に葉がついており、その葉の付け根(葉腋)に翌年伸びる脇芽が潜んでいます。
基本となる切り戻しの手順は以下の通りです。
- 花の2〜3節下を確認する:咲き終わった花首から数えて、2節(葉が出ている段)から3節ほど下の位置を探します。
- ふっくらとした充実した芽を見極める:節の付け根を観察し、小さく丸みを帯びて膨らんでいる脇芽(将来の花芽候補)が付いている節を選びます。細く萎びた芽の上で切ると生育が鈍るため注意が必要です。
- 節の約1〜2cm上を水平にカットする:見極めた芽の真上ギリギリではなく、1〜2cmほど上部で清潔な園芸バサミを用いて切断します。近すぎると芽が乾燥して枯れ込む原因になります。
なお、開花期間中に見苦しくなった茶色い花房だけを整理する「枯れた花切り落とし(花がら摘み)」の場合は、花首のすぐ下で一時的に摘み取っても構いません。ただし、株姿を整える本格的な切り戻し剪定は、必ず7月中に2〜3節下で行う必要があります。