『火垂るの墓』野坂昭如の死因と最期の瞬間、遺族が明かす真相
野坂昭如が息を引き取ったのは、2015年12月9日の夜だった。夕食時に妻・暘子氏が作ったスープを口にし、その後ベッドで休んでいたという。午後9時過ぎ、様子を見に訪れた暘子氏が呼吸をしていないことに気づき、慌てて119番通報。搬送先の病院で死亡が確認され、死因は心筋梗塞と発表された。
かつてはテレビ番組やテレビCMで豪快な立ち振る舞いを見せ、「焼跡闇市派」を自任していた野坂だが、その最期は驚くほど穏やかなものだったという。激動の時代を怒涛のエネルギーで駆け抜けた男が迎えた静寂な終幕。遺族が明かした最期の瞬間は、苦しみを見せることなく、まるで眠りに落ちるかのような急逝だった。