プロが教えるインターロッキング施工方法!失敗しない5つの極意
インターロッキングの仕上がりは「下地が9割」と言っても過言ではありません。ブロックを並べる前の基礎工程にどれだけ手間をかけられるかが、将来的な波打ちや段差の発生を左右します。
現場で職人が実践している標準的な施工フローは以下のステップで進行します。
ステップ1:掘削(根切り)と床付け
仕上がり面の高さから逆算し、路盤材の厚み、クッション砂の厚み(約2〜3cm)、ブロックの厚みを合計した深さまで地面を掘り下げます。駐車場の場合、全体の深さは25〜30cm程度に達するため、大量の残土が発生します。
ステップ2:防草シートの敷設と路盤材の敷き均し
下地からの雑草突き抜けや土壌の泥濘化を防ぐため、掘削面に透水性の高い高密度防草シートを敷き込みます。その上に路盤材として「再生砕石(RC-40)」または「粒度調整砕石(M-30)」を均一に投入します。
ステップ3:プレートコンパクターによる路盤転圧
路盤材を敷いた後、エンジン式の転圧プレートを用いて徹底的に締め固めます。一度に厚く敷くと内部まで圧力が届かないため、5〜8cmごとに分けて散水しながら多層転圧を行うのが沈下を防ぐ極意です。
ステップ4:クッション砂(下地砂)の敷き均しと定規摺り
路盤の上に、粒度が均一な川砂や中目砂を20〜30mmの厚さで敷きます。角材やアルミ定規(スクリード)を使い、完全に平滑な勾配面を作ります。このクッション砂は転圧せず、ふんわりとした状態を保つことでブロックの微細な高低差を吸収させます。
ステップ5:ブロック敷設と目地砂の充填
水糸に沿ってブロックを端から順に並べていきます。敷き終えた後、表面に乾燥した「珪砂(けいしゃ)6号・7号」を撒き、デッキブラシで目地の奥深くまで刷り込みます。最後にゴムマットを装着したプレートで表面から転圧し、ブロック同士の噛み合わせを完成させます。