エルボーとは何?格闘技・配管・医療の各意味と使い分けを徹底解説
「エルボー(elbow)」の原義は人体の「肘(ひじ)」です。解剖学的には上腕骨と橈骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)が交わる関節部を指しますが、日本語のカタカナ語として流通する際には、その形状や運動特性に由来する複数の派生語が存在します。
世間一般でエルボーが使われる場面は、主に以下の4つに分類されます。
- 格闘技・武道・プロレス:肘頭(ちゅうとう)と呼ばれる硬い骨突起を用いた打撃技全般(エルボースマッシュ、エルボードロップなど)。
- 建築・設備配管:パイプの進行方向を直角(90度)や斜め(45度)に変更するためのL字型配管継手。
- 医療・スポーツ整形:過度な負荷や反復運動によって肘関節周辺の腱・靭帯が炎症を起こすスポーツ障害(テニスエルボー、ゴルフエルボー、野球肘など)。
- ファッション・アパレル:ニットやテーラードジャケットの肘部分を補強・装飾する当て布(エルボーパッチ)。
このように、形状の「曲がり角(L字)」という幾何学的特徴と、人体の「最も硬く鋭利な関節骨」という物理的特徴のどちらに着目するかによって、言葉の使われ方が明確に分かれています。