モロッコ風と別物!チュニジア料理クスクスの赤い旨辛と極上本格レシピ
日本で「クスクス」と聞くと、タジン鍋で蒸し煮にした野菜のスープを添える、黄色や淡い色合いのモロッコスタイルを思い浮かべる方が多いかもしれません。モロッコではサフランやターメリック、シナモンを用いて素材の甘みを引き出しますが、チュニジアのクスクスは見た目からして鮮烈な赤色を放っています。
チュニジアスタイル最大の特徴は、たっぷりのトマトペーストと特産の唐辛子をベースにスープを仕立て、さらに蒸し上がったクスクスの粒自体にスープをたっぷりと吸わせて全体を赤く染め上げることです。辛さの中にも野菜や肉の濃厚な出汁が凝縮されており、一口食べるごとに奥深いコクが押し寄せます。
北アフリカのクスクス文化は2026年にユネスコ無形文化遺産へ登録されました。その共同申請国(チュニジア、モロッコ、アルジェリア、モーリタニア)の中でも、チュニジアのクスクスは突出してスパイシーかつパンチのある味わいとして独自の地位を確立しています。