発泡酒と第3のビールの決定的な違いとは?増税で損しない選び方
税制上の優位性が縮小してもなお、第3のビールが売り場から消えない理由がある。それは、長年の開発競争によって培われた、既存のビールとは異なる独自の美味さが完成しているからだ。
その代表格がキリンビール株式会社の『本麒麟』と、サントリー株式会社の『金麦』である。
本麒麟は、長期低温熟成とドイツ産ヘルスブルッカーホップの採用、そして力強いコクをもたらす大麦スピリッツの絶妙なブレンドにより、並のビールを凌駕する力強い飲みごたえを実現した。一口飲んだ瞬間に広がる濃厚な苦味と余韻は、もはや代用品の域を完全に超えている。
一方の金麦は、麦芽への徹底的なこだわりと「日々の食事に最も合うこと」を追求した調和の取れた味わいが持ち味だ。季節ごとの味覚の変化に合わせて仕込みを微調整するなど、繊細なクラフトマンシップが注ぎ込まれている。これらはもはや「税金が安いから飲む酒」ではなく、「この味だからこそ指名買いする酒」として独自のポジションを築き上げた。