泣きすぎて頭痛い原因と治し方|冷やす温めるの正解と即効で抑える対処法
泣いた直後の頭痛に対処する際、最初に見極めるべきは「痛みの性質」です。痛みのタイプを判別せずに感覚だけで対処すると、血管を過剰に拡張させたり筋肉を硬直させたりして苦痛を長引かせる原因になります。
脈拍に合わせて「ズキズキ」「ガンガン」と波打つような痛みがある場合や、頭を動かすと痛みが響く場合は、血管が急激に拡張して周囲の神経を刺激している「片頭痛タイプ」です。この状態の正解は「痛む部位をピンポイントで冷やす」ことです。氷嚢や保冷剤をタオルで包み、こめかみや目の奥、あるいは首の後ろにある太い血管(頸動脈付近)に当ててください。血管がキュッと収縮し、三叉神経への圧迫が和らぎます。入浴や激しいマッサージは血流を一気に促進するため、このタイプでは絶対に避けてください。
一方、後頭部から首筋にかけて「ギューッと締め付けられるような鈍い重さ」や、頭全体にヘルメットをかぶったような圧迫感がある場合は、泣く際の姿勢や表情筋の緊張が原因の「緊張型頭痛タイプ」です。この場合の正解は「首・肩周りを温めて血行を改善する」ことです。蒸しタオルを首の後ろに当てたり、ぬるめのシャワーで僧帽筋を温めたりすることで、こわばった筋肉が弛緩し、血流の滞りが解消へと向かいます。