日本と外国の文化の違いを徹底解剖!食事や仕事観のカルチャーショック
日本人の国民性と外国人の違いを形成する最大の揺りかごは、幼少期からの学校教育システムにあります。
学校教育における日本と海外の違いを象徴するのが「掃除当番」と「給食配膳」の存在です。文部科学省の学習指導要領にも組み込まれている特別活動ですが、欧米の学校では掃除は専任の清掃員(ジャニター)の仕事であり、生徒が教室やトイレを掃除することは一般的ではありません。
日本の学校では、全員で教室を掃除し、同じ給食を分配して一緒に食べることを通じて、「集団の調和」「公共物の愛護」「自分の役割を全うする責任感」を無意識に刷り込んでいきます。この教育が、街を汚さない高いモラルや災害時の整然とした行動といった世界から称賛される美徳を育てる基盤となっています。
一方で、欧米の教育は徹底した「個の確立」と「自己主張(アサーション)」に重きを置きます。幼少期から「Show and Tell(自分の持ち物についてプレゼンする授業)」やディベートを繰り返し、「他者と異なる自分の意見を持つこと」が高く評価されます。そのため、集団同調圧力を重視する日本の環境に放り込まれた外国人は、「なぜみんなと同じ行動をとらないと叱られるのか」という日本の礼儀作法に対する疑問を抱くことになります。