海峡封鎖の危機!跳ね上がる原油価格と日本を襲う供給ショック
石油輸出国機構(OPEC)加盟国の間でも足並みの乱れが目立ち始めている。増産余力を持つ一部の産油国はあるものの、輸送ルートが物理的に断たれれば代替供給も絵に描いた餅に過ぎない。エネルギー産業全体が、かつてない供給ショックの引き金に指をかけられた状態だ。
一方、国際エネルギー機関(IEA)は加盟国に対して非常時備蓄の協調放出に向けた準備を促している。しかし、構造的な地政学リスクそのものを解消する手立てはない。市場心理の悪化と投機筋の思惑が絡み合い、原油価格のボラティリティは極限まで跳ね上がっている。