2026年冬の決定版:専門店級のコクと「絶対に分離させない」プロ直伝のごま豆乳鍋
濃厚なスープの屋台骨を支えるのは、ごまの扱い方だ。スーパーの棚には「いりごま」「すりごま」「練りごま」が並ぶが、妥協のないコクを求めるなら、練りごまとすりごまのダブル使いが欠かせない。
鍋4人前における黄金比率は、出汁400mlに対して無調整豆乳400mlの1対1。そこに白練りごまを大さじ3、白すりごまを大さじ2投入する。練りごまはスープ全体に重厚なボディと油分のコクを与え、粗めのすりごまは噛み締めた瞬間に弾ける香ばしいアロマを担当する。さらに隠し味として、白味噌を大さじ1.5ほど溶かし込む。豆乳と同じ大豆由来の発酵調味料である味噌は、違和感なく溶け合い、スープの輪郭を劇的に引き締める役割を果たす。この重層的な仕掛けこそが、ひとくち飲んだ瞬間に声が漏れるほどの旨味を生む。