選ばないほうがいい賃貸物件の特徴とは?失敗防ぐ内見と危険サイン
SNSや知恵袋、賃貸レビューサイトを精査すると、カタログスペックには現れない住環境の悲惨な実態が浮き彫りになります。特に目立つのが木造アパートの騒音トラブルにまつわる切実な悲鳴です。
「隣人のスマートフォンのバイブ音で毎朝起こされる」「深夜に帰宅した上階の足音が雷のように響き、心身ともに限界に達して半年で退去した」といった声は決して誇張ではありません。築浅を謳う木造デザイナーズアパートであっても、建築基準法上の最低基準を満たしているだけで、防音材(グラスウール等)が十分に入っていない物件では、隣室のクシャミやくぐもった通話内容まで筒抜けになるのが実情です。
また、現地調査において決定的な判断材料となるのが、敷地内の共用設備です。ゴミ置き場が汚い物件は、住環境の破綻を告げる最初のアラートと言えます。指定袋以外のゴミが無造作に積まれ、粗大ゴミが放置されたまま数ヶ月放置されている物件では、例外なく賃貸の住民トラブルの兆候が潜んでいます。
管理会社で10年以上の巡回業務を務めた関係者は、取材に対して次のように現場の実態を明かしています。「共用エントランスの集合ポストからチラシが溢れかえり、床に散乱している物件は、巡回清掃が機能していない証拠です。そうした物件では入居者の質も自然と荒れ、夜間の騒音やベランダでの喫煙被害など、住人間トラブルの相談が日常茶飯事になります」。
さらに、心理的瑕疵が疑われる事故物件の見分け方についても現場の知識が欠かせません。相場より極端に安い物件(家賃が3割〜半額程度)や、間取り図に「告知事項あり」と小さく注記されている物件はもちろんのこと、「一室だけ壁紙や床材が不自然に全面刷新されている」「建物名称が過去の名称から唐突に変更されている」といったケースでは、大島てる等の事故物件公示サイトや過去の登記簿情報を照合することが自衛の基本となります。