富士見Base閉館の真実: 調布市が失った革新的コミュニティの光と影

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閉館発表と同時に明らかにされたのが、飛田給への移転計画だった。新施設「トビバコ」は、富士見BASEの経験を踏まえ、より持続可能な運営モデルを模索する。

飛田給は調布駅と京王多摩川駅の中間に位置し、交通利便性が高い。商業施設も近く、富士見町より人通りが多い立地だ。新施設は鉄筋コンクリート造の元店舗を活用し、設備面の課題は大幅に改善された。

「トビバコ」に込められた再生の意図

施設名の「トビバコ」には、「跳び箱」のように次のステップへ跳躍する場、という意味が込められている。富士見BASEで得た教訓を活かし、収益性と公共性のバランスを追求する。

無料カフェは「投げ銭制カフェ」へと変更された。強制ではないが、利用者が任意の金額を支払えるシステム。アートスタジオは有料レッスンの比重を高め、pebblesはオンライン販売を強化した。

2025年4月の開業以来、月間来館者数は富士見BASE時代を上回る。財政面でも黒字化の兆しが見えつつある。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。